【DX応用編】DX推進には”データの活用”が必要不可欠!
過去のブログ記事で”デジタルによる変革がDX”と記載しましたが、本記事はその一歩目ともいえるデータ活用について記載いたします。(以下、過去記事リンク)
目次
DXの目的は?
なぜDXをするのか、突き詰めるとやはり最終的には売上アップに繋げるべきだとおもいます。
分かりやすいところですと、以下のような売上に直結しやすいDX推進が挙げられます。
”OEMから脱却し、自社ECを立ち上げで商品を販売しよう”
”動画メディア活用やwebによる集客で新たな顧客タッチポイントを創出しよう”
”セールスツールと営業の業務をDX推進して顧客へより良い提案をしていこう”
これらの記載例は、何れもこれまでになかった顧客への新たな価値提供がポイントとなります。
そして新たな価値の提供はその企業にとっての強み(競争力)となります。そしてその強みが利益をあげるトリガーとなります。
データはどこにある?
これまでにない顧客体験によって新たな価値を提供するには、現状の課題整理から実施します。
どこに課題があるのか、どうすれば顧客体験をパーソナライズ化できるか、顧客のロイヤルティーを図る指標はなにか・・・多角的に分析すべき項目を検討していきます。
すると、
そのためにトラッキングすべき指標はなにか?
どこを見ればその情報が得られるのか?
ここでデータを集めて分析する必要が出てきます。
社内のデータが可視化できていない場合はまず、ここから見直しましょう。
DXのタネとなるようなデータはたくさんあるはずです。
・新規売上
・問合せ管理
・顧客情報
・物流・配送の情報
・在庫総数の増減
・長期在庫品の管理
などなど…
これらのデータが月次、週次、日次、もしくはリアルタイムで見える化されているでしょうか。
欲しいときに欲しいデータがすぐ手に入る状態は、業務効率や高速な経営判断において最も重要な要素となります。
他にもノウハウやナレッジといったこれまでの活動で得たデータもそれぞれの強みとなります。
まとめ
データから事実を汲み取り、仮説を立てて、アクション・検証する。
この既存データを活用したDXサイクルを回さなければ加速するデジタル化の波についていけなくなります。企業の持続的な成長や強い組織づくりにおいて肝になるところです。
短期的な業務効率化で終わらせるのではなく、自分たちはどうデータを活かせるのか考えて挑戦を続けることが重要なのではないでしょうか。